宗教は今後10〜20年で大半が壊滅すると思う

籍を残している日蓮正宗の御講の参加者の大半は高齢者。

最近はめっきり寺から遠のいたが、見ていてはっきり実感できた。

参加者の全体数も少ない。

土曜日の御逮夜(おたいや)は数えるばかり。

日曜日の正当会(しょうとうえ)もそんなに多くない。

8割が高齢者。

毎月初日に行われる御経日なんて、高齢者以外参加しないだろう。

仕事がある人は呑気に参加なんて出来ないのだし。

聞くところでは、広布推進会だの、役員会だのは肝心の役員のなり手がいないとか。

 

きっとこの現実は創価学会も変わらないと思う。

私が創価学会時代、男子部だった時も人手不足で壮年部に行くべき年齢の人が男子部に居残っていたくらいだ。

多分、座談会の参加者の大半は高齢者だろう。

 

これは宗教全般に言えると思う。

キリスト教系でも、他の日本仏教でも主に教団を支えているのは高齢者かそれに近い世代だと思う。

 

あと10年後、高齢者のうち70歳以上のかなりの人がこの世からいなくなる。

20年後、大半がいなくなる。

残っていたとしても、集会や活動で主力にはならない。

 

なのに、若い世代の入信者は増えていない。

むしろ減るばかりだと思う。

特に私みたいな二世や三世はどんどん辞めていくだろう。

力づくで強要していた親も高齢化し、二世、三世は経済的にも力が強くなっているし、もう押さえ付けて無理矢理集会に出させるのも無理だろう。

そうなれば宗教の役割は益々必要が無くなる。

 

1996年頃から徐々に普及したインターネットは、今や生活基盤として不可欠なものた。

ネットのなかった時代と違い、今は何でも検索して情報を探す事が出来る。

 

日蓮正宗創価学会にとって不都合な歴史も簡単に見つかる。

もう、隠すことは出来ない。

信仰心の乏しい二世、三世がこれを見ればどんどん退会していく。

 

もう、宗教には未来がないのだ。

歴史ある寺社仏閣も存続が危ぶまれるだろうが、こうして自然淘汰されていくと思う。

それが時代の転換点なのだろう。

 

20年前まで世間を大いに騒がせた創価学会は、次第に勢力を失い、いつの間にか忘れ去られると思う。

自公連立も何れ解消されるだろう。

 

「唯一正しい」と標榜してきた創価学会日蓮正宗が勢力を落とし、存続を危ぶまれる事態に陥った時点で、その正当性とやらは嘘になる。

それは、そう遠くない将来訪れる。